────────────────────────────────── チャティ・インフティ (通常版) (Chatty Infty) (注) このパッケージは通常版のチャティ・インフティの製品版です。 ────────────────────────────────── チャティ・インフティ (Chatty Infty)                              2008.06.21          InftyProject                Science Accessibility Net ────────────────────────────────── 本ファイルでは、以下の項目に関する記述があります。 ■ チャティ・インフティについて ■ 特徴 ■ 動作環境 ■ 読み上げエンジンに関して ■ 試用期限に関して ■ インストール ■ アンインストール ■ 基本操作 ■ 操作例 ■ 読み上げの設定 ────────────────────────────────── ■ チャティ・インフティについて チャティ・インフティ通常版は、InftyEditorの機能に XPReader(95Reader) Ver6(注1) に よる音声読み上げ機能を追加して、視覚障害者の方々に音声で数式にアクセスでき る環境、音声を利用して容易に数式を含む文章を作成・編集できる環境を提供 するために開発されたアプリケーションソフトウエアです。 注1) 英語版,日本語SAPI版の読み上げエンジンはマイクロソフトSpeech APIを使用します。 【歴史・注意事項】 チャティ・インフティに含まれているInftyEditorは九州大学鈴木昌和教授の指導監修の もと開発され、2002年株式会社CAIシステムから発売、現在は NPO 法人 Science Accessibility Net で販売とユーザーサポートを行っています。 チャティ・インフティは、そのInftyEditorに鈴木教授や日本大学の山口雄仁教授の指導 監修のもと音声読み上げ機能を追加したソフトウエアです。手書き数式入力を除いたInftyEditor の機能をすべて含んでいますので、同梱のInftyEditor_Docに含まれている ファイルに記載された注意事項を必ずお読み下さい。チャティ・インフティ/InftyEditor で TeXのソースファイルを編集したり、コンパイルしたりする場合の必要な環境についても 記述があります。 ■ 特徴 ・キーボードからの入力のみで、中学高校数学から大学専門教育レベルの高度  で複雑な数式まで、容易に入力・編集することが出来ます。 ・作成したドキュメントは、LaTeXのソース(※1)やPDF(注2)・HTML形式  (注3)で出力することが出来ます。さらに最新版 Ver. 2.0 では,マイクロ ソフト・ワード2007(XML)形式での出力も可能になりました (注4)。 ・チャティ・インフティとInftyEditorは完全互換の文書ファイル(拡張子IML)を使用し  ております。 注1) TeXコンパイラがインストールされていれば、DVI形式でのコンパイルも    可能です。    TeXコンパイラは、InftyProject.orgのサイトからチャティ・インフティに適した    パッケージをダウンロードすることが出来ます。 注2) PDF形式への変換は、注1のTeXコンパイラをインストールする必要 があります。 注3) HTML出力では、数式部分を画像形式に変換して出力を行ないます。 また、数式画像部分の代替テキスト(imgタグのalt属性)部分に、LaTeX 形式の文字列を埋め込みます。 注4) ワード2003以前の形式への出力は出来ません。 ■ 動作環境 対応OS: Windows98SE, Windows Me, Windows2000, WindowsXP (注 SE以前のWindows98では動作保障は出来ません。) その他 チャティ・インフティは、文書や内部処理でXMLデータを使用しますので、マイクロソフト 社のMSXML.DLL(XML処理のためのプログラム)が必要となります。 マイクロソフト社から直接入手することも可能ですが、Internet Explorer 6 がインストールされていれば、別途インストールする必要はありません。 古いバージョンのInternet Explorer をご使用の方は、最新版にアップデート して頂くことをお薦めします。 ■ 読み上げエンジンに関して 【日本語通常版】 XPReader(95Reader)Ver6(システムソリューションセンターとちぎ)がインストール されている必要があります。チャティ・インフティを利用される場合は、事前にXPReader (95Reader)を起動しておく必要があります。なお,SAPI版では,本文やコンテクスト・メ ニューの読み上げにはスクリーン・リーダーを必要としません。 http://www.ssct.co.jp/ http://www.ssct.co.jp/barrierfree/95reader/index.html 【英語版】 英語版で、音声読み上げを行なうには、マイクロソフト社のSpeech APIが必要で す。(チャティ・インフティの開発はSAPI4を使用しています。)  ■ 試用期限に関して 本ソフトウエアは、インストール後、延べ15日間無料で御使用いただけます。 継続して使用するためには Science Accessibility Net のサイトから ライセンスキーを購入して頂く必要があります。詳しくは、次ののサイトを ご覧下さい。http://www.sciaccess,net/jp/チャティ・インフティ/ ■ インストール ダウンロードファイルに含まれるChattyInftyJ_Setup.exe(英語版はChattyInftyE_Setup.exe)を 実行してください。 注1) Windows2000/XPでは、Administrator権限(管理者)でログインしてインス トール作業を行う必要があります。 注2) InftyEditorがインストールされているコンピューターにチャティ・インフティを    同時にインストールすることは可能ですが、チャティ・インフティの日本語版と    英語版を同時にインストール鶴ことはできません。 【備考】 Windows98/Me/2000の一部のコンピュータではインストールファイル(拡張子MSI)の ファイルを実行できない場合がありますので、その場合はマイクロソフトのサイト (下記のURL)からインストールプログラムをダウンロードして実行してください。 ・Windows98/M eは下記のサイトから  http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=en&FamilyID=CEBBACD8-C094-4255-B702-DE3BB768148F ・Windows2000は下記のサイトから  http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=4b6140f9-2d36-4977-8fa1-6f8a0f5dca8f&DisplayLang=en ■ アンインストール コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除(WindowsXPは「プログラ ムの追加と削除」」から「チャティ・インフティ」を選択し、削除してください。 ■ 基本操作 1.チャティ・インフティでは、テキスト文字入力モードと数式文字入力モード及び   TeXソース入力モードがあります。   入力モードの切り替えは、[Ctrl]+[スペース]キーでテキスト・数式モー   ドの切り替えを行ないます。   また、[Shift]+[Ctrl]キーを同時に押すことにより、TeXソース入力モード   に切り替わります。もう一度押すと元の入力状態に戻ります。   TeXソース入力モードは、テキスト入力モードと数式入力モードの夫々に   TeXソース入力モードに切り替えることが出来ます。   つまり、テキスト入力モードでTeX入力モードに切り替えると、数式入力   モードでTeX入力モードに切り替えると、数式TeX入力 モードに替わりま   す。 2.コンテクストメニューボタンを押すことにより、ポップアップメニューが   現れ、[記号文字一覧]か[数式構文一覧]の位置で右方向キーを押すと特殊   記号などが各分類ごとのサブメニューとして現れますので、任意の記号・   構文を選択すれば、それがカーソル位置に入力されます。 3.キーボードの[¥]キーを押すと、ドロップダウン形式の文字記号一覧が表   示されます。下方向キーで入力したい文字・記号を選択するか、¥に続け   て TeXコマンドを入力することにより文字や記号を選択できます。   プルダウンメニューの文字・記号を選択した状態で[Enter]キーを押すと、   その文字・記号が入力されます。 ■ 操作例 この例では、分数 2分のエックス2乗を入力する方法を示します。デフォルト では分数は分子から入力する順になっています。(これはオプション設定で、 変更可能です。) 1.まず、チャティ・インフティの入力状態で \f と入力し、[Enter]を押します。   (または、コンテクストメニューを押し、ポップアップメニューがでた所で   下方向キーを数回押して「数式構文一覧」を選択し右方向キーでサブメニュー   を呼び出し、分数[frac]を選択して[Enter]キーを押して確定します。)   すると、分数線が引かれ、カーソルは分子入力位置に自動的に移動します。 2.アルファベットの x を入力し、上方向キーを押すとカーソル位置が x の 右上に移動しますのでこの位置に 2 を入力します。[Enter]キーか右方向キー   で添え字入力モードを出て x の右の位置にカーソルが移動します。更に   もう一度[Enter]キーか右方向キーを押すと、今度は分子領域の入力を終えて、   カーソルは分母領域に移動します。 3.分母の2を入力して、[Enter]キーか右方向キーを押すと、分数入力は完了し、   カーソルは分数線の右側の次の文字入力の位置に移動します。 4.[Home]キーで、カーソル位置が行頭に移動して、入力された数式を読み   上げることができますので、正しく入力できたか確認してください。 注 分数やルートなど数式構文では、カーソル位置が文字の後ろ側にある場合、   上下方向キーを押すことにより、添え字位置にカーソルが移動します。   引き続き上下方向キーでカーソルを移動すると、次の式や次の行に移動する   ことが出来ます。 ■ その他の編集機能 チャティ・インフティには InftyEditor と同じ多様な編集機能が備わっています。 詳しい入力・編集機能についてはオンラインヘルプをお読み下さい。 ■ 読み上げの設定 [Ctrl]+[F5]キーを同時に押すと、詳細読みモードと簡易読みモードの切り替え を行なえます。詳細読みモードではアルファベットの大文字小文字などをつけ て読み上げます。 [Ctrl]+[F6]キーを同時に押すと、数式読み上げのトーンを切り替えます。 読み上げのトーンは以下の3種類があります。  (1) テキストと区別無く読み上げる  (2) 数式を低音で読み上げる  (3) 数式を高音で読み上げる これらの設定は,「音声」メニューからも変更可能です。また,「音声」メニューの読み上げ機能を使うと,カーソル操作なしに自動的に文書の内容を朗読することが出来ます。この朗読内容は,「ファイル」メニューのExportを利用して,テキスト・ファイルとして出力することも出来ます。 [Ctrl]+[F1]キーを同時に押すと、現在のカーソル位置のページ番号と行番号 を読み上げます。また、[Ctrl]+[Shift]+[F1]を同時に押すと文章の先頭から の行番号を読み上げます。 以上