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サクセスネット (sAccessNet)
Science Accessibility Net
認定NPO法人 サイエンス・アクセシビリティ・ネット
A support network of the accessibility of scientific information for visually impaired people
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1.目的

サイエンス・アクセシビリティ・ネット (Science Accessibility Net) は、主として視覚障害をもつ人たちを対象にした科学技術情報のアクセシビリティに関する研究開発と、有償・無償の支援サービスを行う組織です。略称を サクセスネット(sAccessNet) と定め、以下では略称を用いることとします。

コンピュータの導入により、従来は紙の上に書かれていた情報が、自由に 様々な形に変換され、再利用が可能になりました。 それにより、例えば、視覚障害をもつ人たちが他人の手を煩わせず自立的に文書を読み・書きすることも、かなりな程度出来るようになってきています。 しかし、数式や図、表などを多く含む科学的な内容の情報については、従来のコンピュータ処理技術では十分な環境が整っていないのが現状です。

例えば、視覚障害を持つ人たちの学習環境や雇用環境を考えた場合に、そうした理系文書情報処理支援環境が整っていないために、本来科学的な分野に適した能力を持った人たちが文系の分野に進まざるを得なくなるような現象が懸念されるほどに、その格差が拡大しています。

このような、視覚障害者にとって科学的情報へのアクセスが困難な状況は国際的にも大きな問題となっています。

sAccessNetは、そうした状況を解決するために設立された協力ネットワークで、理数系教材や科学技術文書などのアクセシビリティを向上するための支援技術の研究、ソフトウェア開発などを行うとともに、視覚障害を持つ児童・生徒・学生や社会人 に対して開発ソフトウェアを利用した支援事業 などを行います。

2.研究・開発

sAccessNetは情報システム研究のバックボーンとして、数学的情報処理の大学間横断的研究組織 InftyProject(InftyProjectのホームページへ) に依存しています。
その研究成果を基に、システム開発を行い、ユーザーサポートや支援サービスなどを行います。

これまでに開発した、あるいは開発中のシステムは以下の通りで、そのいくつかは既に公開しています。

  1. 数学文書編集ソフトウェア "InftyEditor" (製品化済み)
       →詳しくは専用ページへ
  2. 数学文書認識ソフトウェア "InftyReader"(フリーソフト、製品化を検討中)
       →詳しくは専用ページへ
  3. 数式も含めて音声による読み上げ機能付きエディタ "ChattyInfty"(ベータ版公開中)
       →詳しくは専用ページへ
  4. 数式を含む PDF 文書を編集可能な InftyEditor や LaTeX などのファイルに変換するソフトウェア "Infty PDF-Reader"(近日公開予定)

ソフトウェア全般に関する詳しいことは、本サイトのソフトウェアページへ
   →ソフトウェアのページへ(左のメニュー項目からもいけます)

3.支援サービス・点字出版

sAccessNetで行う支援サービスは以下の4つに分けることができます。

  1. 上述ソフトウェアのユーザーサポート(各ソフトウェア専用ページにてご利用いただけます)
  2. 開発したシステムを用いた電子化サービス
    1. Web ページ上でのオンライン自動電子化サービス
    2. メールや郵便などによる業務請負タイプの電子化サービス
      →詳しくは、電子化サービスのページへ(左のメニュー項目からもいけます)
  3. 理系教科や科学技術分野の書籍の点字出版(こちらは視覚障害者のみのご利用とさせて頂いております。)
      →詳しくは、点字出版のページへ(視覚障害者支援のページ内)
  4. 視覚障害者の理系分野の学習環境や科学技術分野での職場などでの教材・文書情報のアクセシビリティ確保に関する相談、支援サービス→こちらにてご利用いただけます

4.その他の活動

sAccessNetでは、上述の本来の活動を財政的に支える為の活動も行います。次の3つはその具体的な例です。

  1. 一般向けの科学技術文書の電子化業務を請け負います。視覚障害者の為の文書電子化には高度な文書情報処理技術を必要とします。その技術を生かして、一般向けの文書電子化事業を行います。
    現在、システムの実証を兼ねて、日本数学会の2つの専門論文誌(合計約1700論文、3万ページ余)の電子化を請負い、作業を進めています。その成果をふまえた上で、一般向けの文書電子化事業の受付を開始します。
  2. 上記の数学文書編集ソフトウェア InftyEditor は InftyProject で開発され、シー・エー・アイ・システム株式会社の援助のもと製品化されました。
    この製品の利益は、視覚障害を持つ人たちをはじめとする人々の支援活動資金として利用します。
  3. 視覚障害を持つ人たちは勿論、一般のコンピュータのユーザーに対して、コンピュータの やネットワーク環境などの情報システムの導入支援や、数学的文書作成の技術的サポートを 行います。

5.組織・連絡先

  1. 設立趣意書 →こちらのPDFファイルでご覧いただけます
  2. 定款 →こちらのPDFファイルでご覧いただけます
  3. 組織の構成 →こちらのページへ
  4. 連絡先 →こちらのぺージへ


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